首藤研究室は、ソフトウェアとネットワークに取り組む研究室です。 数台から数百万台以上までのコンピュータを連携させる方法の追求と、連携することで初めてできることの研究をしています。
首藤研究室の新メンバが春から夏にかけて取り組んだ演習の成果を発表します。
キーワード:ブロックチェーン、ソーシャルネットワーク分析
- 日時:2024年 8月 24日(土) 15:00~
- 場所:ハイブリッド(Zoom & 京都大学 学術情報メディアセンター『南館』413号室)
ZoomのURL:https://kyoto-u-edu.zoom.us/j/98910161944?pwd=BNgJQ2pbLlAJYgJxypkAqVtmvwPby4.1
■プログラム
- 15:00 ~ 15:10 オープニング
- 15:10 ~ 16:10 成果発表(ソーシャルネットワーク分析)3件
- 16:20 ~ 17:20 成果発表(ブロックチェーン)3件
- 17:30 ~ 18:00 ライトニングトーク
- 18:30 ~ 懇親会(付近のお店)
■講演
<ソーシャルネットワーク分析>
上田 結大(修士1年)「マストドンのインスタンス別ユーザー分析」
前田 史親(修士1年)「Twitter(現X)における投稿の金融極性分析」
徐 子博(修士1年)「The analysis of cluster coefficent based on Twitter user」
<ブロックチェーン>
上田 結大(修士1年)「CBRの利用によるマイニング公平性への影響」
前田 史親(修士1年)「青木手法を用いたブロック伝搬時間の短縮」
徐 子博(修士1年)「The simulation of balance attack based on GHOST」
論文 3件が国際会議 IEEE Blockchain 2024 と併設ワークショップに採択されました。
Yuto Takei, Kazuyuki Shudo:
“Effective Ethereum Staking in Cryptocurrency Exchanges”,
Proc. 7th IEEE Int’l Conf. on Blockchain (IEEE Blockchain 2024),
2024年 8月 19~22日
暗号通貨の取引所が PoS 暗号通貨のステーキングを行う際の課題を分析、手法を提案・評価した論文です。
Hidemasa Tanaka, Shiori Hironaka, Kazuyuki Shudo:
“Correlation Analysis of Reward Rate in a DPoS Blockchain”
DPoS ブロックチェーン、具体的には BNB Chain でのデリゲータ間収益率格差と様々な要素の相関を調査した論文です。
Shinnosuke Masuda, Taishi Nakai, Tsuyoshi Hasegawa, Akira Sakurai, Kazuyuki Shudo:
“High-Bandwidth Node Selection in Compact Block Relay”
Bitcoin のブロック伝搬プロトコル Compact Block Relay の改良。 high-bandwidth mode でブロック転送する相手を上手に選ぶ手法を提案した論文です。