増田、長谷川、首藤、長(IIJ)の論文が国際会議 IEEE CCNC 2025 に採択されました。
Shinnosuke Masuda, Tsuyoshi Hasegawa, Kazuyuki Shudo, Kenjiro Cho:
“Balancing Computing and Networking in Autonomous Edge Clouds”,
Proc. 22nd IEEE Consumer Communications & Networking Conference (IEEE CCNC 2025),
2025年 1月 10〜13日
エッジサーバ群に対して移動体 (ドローン) をどう割り当てるかを、サーバの負荷だけでなく、移動体とサーバ間の通信しやすさも考慮して決める手法の論文です。
長谷川、廣中、首藤の論文が国際会議 WISE 2024 に採択されました。
Tsuyoshi Hasegawa, Shiori Hironaka, Kazuyuki Shudo:
“Estimation of Graph Features Based on Random Walks Using Neighbors’ Properties”,
Proc. 25th Int’l Conf. on Web Information Systems Engineering (WISE 2024),
2024年 12月 2〜5日
(主に SNS の) グラフの特徴量をランダムウォークで推定する手法の論文です。ついでに得られる隣接ノード情報も活用することで効率を高めています。
首藤研究室の新メンバが春から夏にかけて取り組んだ演習の成果を発表します。
キーワード:ブロックチェーン、ソーシャルネットワーク分析
- 日時:2024年 8月 24日(土) 15:00~
- 場所:ハイブリッド(Zoom & 京都大学 学術情報メディアセンター『南館』413号室)
ZoomのURL:https://kyoto-u-edu.zoom.us/j/98910161944?pwd=BNgJQ2pbLlAJYgJxypkAqVtmvwPby4.1
■プログラム
- 15:00 ~ 15:10 オープニング
- 15:10 ~ 16:10 成果発表(ソーシャルネットワーク分析)3件
- 16:20 ~ 17:20 成果発表(ブロックチェーン)3件
- 17:30 ~ 18:00 ライトニングトーク
- 18:30 ~ 懇親会(付近のお店)
■講演
<ソーシャルネットワーク分析>
上田 結大(修士1年)「マストドンのインスタンス別ユーザー分析」
前田 史親(修士1年)「Twitter(現X)における投稿の金融極性分析」
徐 子博(修士1年)「The analysis of cluster coefficent based on Twitter user」
<ブロックチェーン>
上田 結大(修士1年)「CBRの利用によるマイニング公平性への影響」
前田 史親(修士1年)「青木手法を用いたブロック伝搬時間の短縮」
徐 子博(修士1年)「The simulation of balance attack based on GHOST」
プレスリリースを配信しました。
和文:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000145351.html (PR TIMES)
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-07-04 (京都大学)
英文:
https://www.kyoto-u.ac.jp/en/research-news/2024-07-23 (京都大学)
https://www.eurekalert.org/news-releases/1052084 (EurekAlert!)
論文 3件が国際会議 IEEE Blockchain 2024 と併設ワークショップに採択されました。
Yuto Takei, Kazuyuki Shudo:
“Effective Ethereum Staking in Cryptocurrency Exchanges”,
Proc. 7th IEEE Int’l Conf. on Blockchain (IEEE Blockchain 2024),
2024年 8月 19~22日
暗号通貨の取引所が PoS 暗号通貨のステーキングを行う際の課題を分析、手法を提案・評価した論文です。
Hidemasa Tanaka, Shiori Hironaka, Kazuyuki Shudo:
“Correlation Analysis of Reward Rate in a DPoS Blockchain”
DPoS ブロックチェーン、具体的には BNB Chain でのデリゲータ間収益率格差と様々な要素の相関を調査した論文です。
Shinnosuke Masuda, Taishi Nakai, Tsuyoshi Hasegawa, Akira Sakurai, Kazuyuki Shudo:
“High-Bandwidth Node Selection in Compact Block Relay”
Bitcoin のブロック伝搬プロトコル Compact Block Relay の改良。 high-bandwidth mode でブロック転送する相手を上手に選ぶ手法を提案した論文です。
中井、櫻井、廣中、首藤の論文が論文誌 IEEE Access に採録決定しました。
Taishi Nakai, Akira Sakurai, Shiori Hironaka, Kazuyuki Shudo:
“A Formulation of the Trilemma in Proof of Work Blockchain”,
IEEE Access, Vol.12,
2024年 (accepted)
Ethereum創設者の1人Vitalik Buterin氏が提唱した経験則であるブロックチェーンのトリレンマ。これを表す数式を発見したという論文です。国際会議 IEEE Blockchain 20223 で発表した論文の大幅な発展版です。
竹井、首藤の論文 2件が国際会議 IEEE ICBC 2023 に採択されました。
Yuto Takei, Kazuyuki Shudo:
“Pragmatic Analysis of Key Management for Cryptocurrency Custodians” (暗号資産交換業における鍵管理実務の分析),
Proc. 2024 IEEE Int’l Conf. on Blockchain and Cryptocurrency (IEEE ICBC 2024), pp.524-542,
2024年 5月
Yuto Takei, Kazuyuki Shudo:
“FATF Travel Rule’s Technical Challenges and Solution Taxonomy” (FATFトラベルルールの技術的課題とソリューション分類),
Proc. 2024 IEEE Int’l Conf. on Blockchain and Cryptocurrency (IEEE ICBC 2024), pp.729-744,
2024年 5月
プレスリリース:
メルカリ、ブロックチェーン技術に関する国際会議「IEEE ICBC」に論文が採択
https://about.mercari.com/press/news/articles/20240524_ieeeicbc/
田中、首藤の論文が国際会議 IEEE BigComp 2023 に採択されました。
Hidemasa Tanaka, Shiori Hironaka, Kazuyuki Shudo: “Quantitative Analysis of the Reward Rate Disparity Among Delegators in a DPoS Blockchain”, Proc. 2024 IEEE Int’l Conf. on Big Data and Smart Computing (IEEE BigComp 2024), 2024年 2月 18日〜21日 (regular paper)
DPoS ブロックチェーン、具体的にはバイナンス社の BNB Chain での、デリゲータ(投資家)間での利益率の格差を調査した論文です。
森脇、首藤の論文が国際会議 IEEE VCC 2023 に採択されました。
Taisuke Moriwaki, Kazuyuki Shudo: “Gossip Distillation: Decentralized Deep Learning Transmitting neither Training Data nor Models”, Proc. IEEE Virtual Conf. on Communications (IEEE VCC 2023), 2023年 11月 28〜30日 (accepted)
非集中分散な深層学習にて、通信量を大きく減らす手法を提案した論文です。Knowledge Distillation を応用します。
中嶋、Liu、首藤、増田 (U. of Buffalo) の論文が論文誌 Journal of Informetrics に採録決定しました。
Kazuki Nakajima, Ruodan Liu, Kazuyuki Shudo, Naoki Masuda: “Quantifying gender imbalance in East Asian academia: Research career and citation practice”, Journal of Informetrics, Elsevier, 2023年 (accepted)
1950〜2020年の論文を調べて、東アジア:中国・日本・韓国の研究業界における男女の不均衡を調べた研究です。
中井、櫻井、廣中、首藤の論文が国際会議 IEEE Blockchain 2023 に採択されました。
Taishi Nakai, Akira Sakurai, Shiori Hironaka, Kazuyuki Shudo: “The Blockchain Trilemma Described by a Formula”, Proc. 6th IEEE Int’l Conf. on Blockchain (IEEE Blockchain 2023), 2023年 12月 17〜21日 (accepted, short paper, 投稿 110件, 採択 full paper 20件 + short paper 15件)
Ethereum創設者の1人Vitalik Buterin氏が提唱した経験則であるブロックチェーンのトリレンマ。これを表す数式を発見しました。
首藤研究室の新メンバが春から夏にかけて取り組んだ演習の成果を発表します。
キーワード:ブロックチェーン、ソーシャルネットワーク分析
参加申し込み不要です。
予定していた万さんの発表2件は、後日、研究室内で行うこととしました (8/10)。
■プログラム
- 18:00 ~ 18:10 オープニング
- 18:10 ~ 18:55 成果発表(ブロックチェーン)3件
- 19:05 ~ 20:05 成果発表(ソーシャルネットワーク分析)4件
- (20:15 ~ lightning talk ?)
■講演
<ブロックチェーン>
林 駆 (修士1年) 「Simblockを用いたSelfish miningのシミュレーション」
自身の生成したブロックを他のブロックが生成されるまで秘匿するselfishなnodeが一定割合存在するときのネットワークのふるまいをシミュレーションし、評価した。
増田 真之介 (修士1年) 「ハッシュレートに応じた難易度調整によるフォーク率の変化」
全体のハッシュレートが急激に上昇,減少した時にそれに応じて難易度調整の変更幅を変化させた時のフォーク率をシミュレーションする。
中井 大志 (修士2年) 「ブロックサイズの変更とブロック生成間隔の変更がフォーク率に与える影響の比較」
ブロックサイズを大きくすること、ブロック生成間隔を小さくすることは、両方ともスケーラビリティの向上に寄与するが、その際、どちらのほうがフォーク率に影響を及ぼすのかシミュレーションする。
<ソーシャルネットワーク分析>
廣中 詩織 (助教) 「Mastodonの日本二大インスタンスの基礎分析」
日本の二大Mastodonインスタンスであるmstdn.jpとpawoo.netのタイムラインを5月初めから収集しはじめた。日本を代表するインスタンスの利用状況や、日本のMastodonユーザの活動状況を集計し、報告する。
林 駆 (修士1年) 「Mastodonのトピック抽出とインスタンス間の比較」
BERT、c-TF-IDF、hdbscanを用いたトピック分析のOSSであるBERTopicを用いて、Mastodonのトピックを分析し、インスタンス間のトピックの類似性を評価した
増田 真之介 (修士1年) 「MastdonJPネットワークにおけるユーザーのコミュニティ抽出」
Mastdonユーザーのプロフィール文をベクトルに直して類似度によってネットワークを作成し、コミュニティ抽出をする。抽出されたコミュニティからマストドンユーザーの傾向を知る。
長谷川 毅 (修士1年) 「Mastodonにおけるグラフ分析とグラフサンプリング手法について」
Mastodonにおいてフォローフォロワーグラフの分析を行い、それに伴うグラフサンプリング手法の比較、分析を行う。
■過去の演習成果発表会
次の2件の論文が国際会議 DaWaK 2023 に採択されました。
Kazuya Nagasato, Satoshi Takabe, Kazuyuki Shudo: “Hypergraph Embedding Based on Random Walk with Adjusted Transition Probabilities”, Proc. 25th Int’l Conf. on Big Data Analytics and Knowledge Discovery (DaWaK 2023), 2023年 8月 28〜30日 (accepted as a full paper)
ハイパーグラフをランダムウォークする手法を述べた、永里 (OB)、高邉 (東工大)、首藤の論文です。どういったノードを訪問しやすいかを調整するパラメータβを導入し、応用としてembeddingを行ってラベル推定を行い、より良い結果を得られる可能性を示しました。
Rikuya Miyashita, Kazuki Nakajima, Mei Fukuda, Kazuyuki Shudo: “Random Hypergraph Model Preserving Two-mode Clustering Coefficient”, Proc. 25th Int’l Conf. on Big Data Analytics and Knowledge Discovery (DaWaK 2023), 2023年 8月 28〜30日 (accepted as a short paper)
指定した特徴量以外をランダム化したハイパーグラフを生成する手法を述べた、宮下 (M2)、中嶋 (OB)、福田 (OB)、首藤の論文です。
次の2件の論文が国際会議 IEEE ISCC 2023 に採択されました。
Tsuyoshi Hasegawa, Akira Sakurai, Kazuyuki Shudo: “Quick Notification of Block Generation Using Bloom Filter in a Blockchain”, Proc. 28th IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2023), 2023年 7月 9〜12日 (accepted as a full paper)
ブロック生成通知を高速に伝搬させて、フォーク率を下げる、つまり、セキュリティを向上させる手法を述べた、長谷川 (M1)、櫻井 (M2)、首藤の論文です。
Akira Sakurai, Kazuyuki Shudo: “Accelerating Block Propagation with Sender Switchover in a Blockchain”, Proc. 28th IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2023), 2023年 7月 9〜12日 (accepted as a short paper)
ブロック受信中のノードが送信元ノードを切り替えることで、全体へのブロック伝搬を高速化する手法を述べた櫻井 (M2)、首藤の論文です。
櫻井、首藤の論文が国際会議 IEEE ICCE 2023 にて、Best Student Paper Award を受賞しました。
Akira Sakurai, Kazuyuki Shudo: “Impact of the Hash Rate on the Theoretical Fork Rate of Blockchain”, Proc. IEEE 41st International Conference on Consumer Electronics (IEEE ICCE 2023), 2023年 1月 6〜8日
採択された学生による論文 138件から 1件の受賞です。
中嶋、首藤、増田 (U. of Buffalo) の論文が論文誌 Scientometrics 誌に採録決定しました。
Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo, Naoki Masuda: “Higher-order rich-club phenomenon in collaborative research grant networks”, Scientometrics, 2023 (accepted)
NSF からの研究助成 (2000〜2020年) について、二部ネットワークで表現して、リッチ・クラブ現象を調べた論文です。
櫻井、首藤の論文が国際会議 IEEE ICCE 2023 に採択されました。
Akira Sakurai, Kazuyuki Shudo: “Impact of the Hash Rate on the Theoretical Fork Rate of Blockchain”, Proc. IEEE 41st International Conference on Consumer Electronics (IEEE ICCE 2023), 2023年 1月 6〜8日 (採択)
ブロックチェーンのセキュリティ指標となるフォーク(分岐)の発生率をブロック伝搬の具合いから算出する際、各ノードのハッシュレートを考慮して正確なものに近づけた。場合によっては 2割くらい違った、という論文です。
中嶋、首藤の論文が、論文誌ACM Transactions on Knowledge Discovery from Data (TKDD) に採録決定しました。
Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo: “Random walk sampling in social networks involving private nodes”, ACM Transactions on Knowledge Discovery from Data (TKDD), 2022 (accepted)
プラベートノード (例: Twitter の鍵アカ) が存在するソーシャルネットワークの特徴量をランダムウォークで推定する手法の論文です。
1件が regular paper (採択率 13.6%) として、1件が short paper (採択率 23.4%) として、1件がワークショップ(採択率 44.1%)の論文として採択されました。
Yuya Miki, Kazuyuki Shudo: “A Distributed Clock Synchronization Protocol for Proof of Stake Blockchains”
ノード群で時計を同期する手法の論文です。通信遅延を考慮して、実世界の時計とのずれも抑えます。
Masumi Arakawa, Kazuyuki Shudo: “Block Interval Adjustment Based on Block Propagation Time in a Blockchain”
ブロック生成間隔を、セキュリティを下げない(fork 率を上げない)範囲でなるべく短く調整する手法の論文です。トランザクション承認性能(TPS)を高くできます。
Taegyu Song, Kazuyuki Shudo: “Block Pruning With UTXO Aggregation”
ノードが保持する台帳データの分量を大幅に削減する手法の論文です。古い UTXO を集約します。
福田、首藤、佐山の論文が国際ワークショップ SocialSens 2022 に採択されました。
Mei Fukuda, Kazuyuki Shudo, Hiroki Sayama: “Detecting and Forecasting Local Collective Sentiment Using Emojis” 7th Int’l Workshop on Social Sensing (SocialSens 2022) (in conj. with AAAI ICWSM-2022), 2022年 6月 6日 (採択)
Twitter投稿から、絵文字に着目して地域(県)ごとの感情変化を調べた論文です。
福田、中嶋、首藤の論文が論文誌 IEEE Access に採録されました。
Mei Fukuda, Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo: “Estimating the Bot Population on Twitter via Random Walk Based Sampling”, IEEE Access, Vol.10, pp.17201-17211, 2022年 2月 7日
Twitter アカウントに占めるボット(プログラム)の割合をランダムウォークで調べる手法と結果の論文です。
中嶋、首藤、増田(U. of Buffalo)の論文が論文誌 IEEE Transactions on Network Science and Engineering に採録決定しました。
Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo, Naoki Masuda: “Randomizing Hypergraphs Preserving Degree Correlation and Local Clustering”, IEEE Transactions on Network Science and Engineering (TNSE), 2021年 (採録決定)
指定した特徴量を持つハイパーグラフを生成する手法の論文です。
金子、首藤の論文が国際会議 IEEE ICOIN 2022 に採択されました。
Takeshi Kaneko, Kazuyuki Shudo: “Broadcast with Tree Selection on An Overlay Network”, Proc. 36th Int’l Conf. on Information Networking (ICOIN 2022), 2022年 1月 12〜15日 (採択)
複数の配信木を構築して選んで使うことで、コストなしにブロードキャスト高速化 (転送回数削減) する手法の論文です。
永山、坂野、首藤の論文が論文誌 IEICE Transactions on Information and Systems に採録決定しました。
Ryunosuke Nagayama, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Trail: An Architecture for Compact UTXO-Based Blockchain and Smart Contract”, IEICE Transactions on Information and Systems, Vol.E105-D, No.2, 2022年 2月 (採録決定)
ノード (サーバ) が持つデータが劇的に少ないブロックチェーンの論文です。
三木、金子、坂野、首藤の論文が国際会議 IEEE CCNC 2022 に Work-in-Progress paper (~4ページ) として採択されました。
Yuya Miki, Takeshi Kaneko, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “An Efficient Range Search Method Utilizing Detour Routes in Skip Graph”, Proc. 19th IEEE Consumer Communications & Networking Conference (IEEE CCNC 2022), 2022年 1月 8〜11日 (採択, Work-in-Progress paper)
peer-to-peer ネットワーク上での効率良い範囲検索の手法の論文です。
高山、竹井、首藤の論文が国際会議 IEEE Blockchain 2021 併催ワークショップに採択されました。
Shu Takayama, Yuto Takei, Kazuyuki Shudo: “An Examination Protocol for Handling Programmable Answers Using a Public Blockchain”, Proc. 4th IEEE Int’l Conf. on Blockchain (IEEE Blockchain 2021, IEEE Workshop on Blockchain Security, Application, and Performance (BSAP 2021)), 2021年 12月 6〜8日 (採択)
試験運営者を信用する必要のない試験プロトコルの論文です。 正解 or 不正解をプログラムで判定できるので、競技プログラミングなどに応用できます。
大月、中村 (LayerX)、首藤の論文が論文誌 IEEE Access に掲載されました。
Kai Otsuki, Ryuya Nakamura, Kazuyuki Shudo: “Impact of Saving Attacks on Blockchain Consensus”, IEEE Access, Vol.9, pp.133011-133022, 2021年 9月 23日
ブロックチェーンに対する新しい攻撃 saving attacks を示して、正規チェーン決めルールいくつかについて、攻撃への耐性を調べた論文です。
中嶋、首藤の論文が国際会議 IEEE ICDE 2022 に採択されました。
Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo: “Social Graph Restoration via Random Walk Sampling”, Proc. 38th IEEE Int’l Conf. on Data Engineering (IEEE ICDE 2022), 2022年 5月 9日 (採択)
(ソーシャル) グラフのごく一部をランダムウォークで調べて、元と似たグラフを生成する手法の論文です。その際に、ランダムウォークで得た生のグラフも埋め込みます。
※この投稿はFacebookページ「東京工業大学 首藤一幸研究室」の投稿の転載です:
https://www.facebook.com/events/832262724084226
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首藤研究室の新メンバ4名が4月から6月にかけて取り組んだ演習の成果発表会を行います.
また,岩田 真一さん(MIRAISE)にゲストとして御講演頂きます.
キーワード:機械学習,ブロックチェーン,グラフサンプリング
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2021年度 首藤研究室 演習成果発表会
日時:
2021/7/16(金) 18:00 ~
場所:
オンライン(Zoom)
URLは後ほど更新します.
事前参加申請:
飛び入り参加可ですが,Facebookイベント上で参加申請して頂けると有り難いです.
費用:
無料
研究室ウェブサイト:
http://www.shudo-lab.org/
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■ プログラム
18:00 〜 18:10 開会
18:10 ~ 19:50 首藤研究室学生4名 演習成果発表
20:00 ~ 20:30 岩田 真一さんによるゲスト講演
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■ 講演
永里 和哉(修士1年)
「ニューラルネットワークのグラフ構造的特性と予測性能の関係」
ニューラルネットワークは現在幅広く普及しているが、そのグラフ構造が予測性能に与える影響については深い研究がされていない。そこで、Jiaxuan Youらの研究ではニューラルネットワークをニューロン間の接続を表すグラフとして表現することで、予測性能がグラフの平均経路長とクラスタ係数の関数で表されることがわかった。本演習では、それらのネットワークトポロジーや平均次数に着目して予測性能を評価する。
森脇 泰介(修士1年)
「Federated Learningの実装及びnon-IIDデータにおけるパラメータ変更の影響についての分析」
2017年にGoogleのH.McMahan et al.によってFederated Learningという手法が提唱された。これは、データを移動することのない分散型機械学習として、エッジAIに関心が集まる現代においては非常に重要視されている。本演習ではその実装を行い、さらには学習用データが不均一であるnon-IIDの場合に、学習パラメータを変更することによる結果への影響について分析を行う。
荒川 真澄(学部4年)
「GossipSubがブロックチェーンのネットワーク性能に与える影響」
Bitcoinなどのパブリックブロックチェーンではブロックやトランザクションをネットワーク全体へ伝搬させるために様々なメッセージ伝搬プロトコルが用いられている。本演習では、様々な攻撃への耐性を持ちEthereum 2.0で用いられる予定のプロトコルであるGossipSubをシミュレーター上で実装し、既存の手法とのネットワークの伝搬の変化を観察した。
宮下 陸矢(学部4年)
「ハイパーグラフの優先的選択を用いた生成モデル」
実世界におけるネットワークに多く見られる,べき乗則の次数分布を再現するモデルとして,優先的選択に従って成長するモデルであるバラバシ・アルバートモデルが知られている.Manh Tuan Doらは,優先的選択をハイパーグラフに拡張したモデルであるHyperPAを提案した.本演習では,HyperPAを実装し,得られた合成ハイパーグラフの性質を次数分布に着目して考察する.
岩田 真一(MIRAISE Partner & CEO)
「エンジニアが起業し、エンジニアに投資するVCになるまで」
スカイプジャパン(株)設立などを経て、エンジニアに投資するシード期ベンチャーキャピタル「MIRAISE」を創業した岩田さんに、起業や起業支援について、首藤先生との対談形式でお話ししていただきます。
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■ 過去の演習成果発表会
2020年度: https://www.facebook.com/events/729340810945369/
2019年度: https://www.facebook.com/events/862462957465170/
2018年度: https://www.facebook.com/events/797121067344058/
2017年度: https://www.facebook.com/events/147391832502852/
2016年度: https://www.facebook.com/events/200678590333592/
2015年度: https://www.facebook.com/events/1563377250585069/
2014年度: https://www.facebook.com/events/1436584336608513/
2013年度: https://www.facebook.com/events/401417209979665/
2012年度: https://www.facebook.com/events/146782872125854/
2011年度: https://atnd.org/events/17089
小国、首藤の論文が論文誌 IEEE Access に採録決定しました。
Hideaki Oguni, Kazuyuki Shudo: “Communication Scheduling for Gossip SGD in a Wide Area Network”, IEEE Access, 2021年 (採択決定)
広域 (例: インターネット上) 分散で深層学習する際に、通信タイミングをうまいこと調整して学習を高速化する方法の論文です。
魏、首藤の論文が国際ワークショップ RADR 2021 に採択されました。
Liang Wei, Kazuyuki Shudo: “Dynamic Computing Resources Allocation for Multiple Deep Learning Tasks”, 3rd Workshop on Resource Arbitration for Dynamic Runtimes (RADR 2021) (in conj. with IPDPS 2021), 2021年 5月 21日 (採択)
深層学習で、複数の学習タスクに複数の GPU をうまいこと割り当てよう、という論文です。
数理・計算科学系、次期卒論生(主に3年生)向けのお知らせです。 以下の日程で、研究室配属説明会を行います。Zoom を使います。 2021年 2月 8日(月) 13:30 ~ (予備日:2021年 2月 9日(火) 13:30 ~) 参加する人は首藤 shudo at is.titech.ac.jp まで連絡をください。折り返し、Zoom ミーティングの URL を連絡します。 皆さんの参加をお待ちしてます。
中嶋、首藤の論文が論文誌 Scientific Reports に採録決定しました。
Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo: “Measurement Error of Network Clustering Coefficients Under Randomly Missing Nodes”, Scientific Reports, 2021年 (accepted)
グラフのクラスタ係数が頂点の欠けによってどう影響を受けるか?を調べた論文です。
小国、首藤の論文が国際会議 IEEE CCNC 2021 に採択されました。
Hideaki Oguni, Kazuyuki Shudo: “Addressing the Heterogeneity of A Wide Area Network for DNNs”, Proc. 18th IEEE Consumer Communications & Networking Conference (IEEE CCNC 2021), 2020年 1月 9〜12日 (採択)
インターネット上で分散して深層学習を行う手法の論文です。
金子、坂野、首藤、安倍 (大阪市大)、寺西 (NICT, 阪大) の論文が論文誌 IEEE Open Journal of the Communications Society に採録決定しました。
Takeshi Kaneko, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo, Kota Abe, Yuuichi Teranishi: “Detouring Skip Graph: Efficient Routing via Detour Routes on Skip Graph Topology”, IEEE Open Journal of the Communications Society (OJ-COMS), 2020年 (採録決定) 多数 (千とか万とか) のコンピュータが非集中で連携する状況で、通信のためのメッセージ転送を大きく減らす手法の論文です。IEEE CCNC 2020で発表した論文の発展版で、メッセージ転送回数がO(log n)となることの証明など、大幅な加筆がなされています。
中嶋の、日本学術振興会 特別研究員(DC2)への2021年4月からの採用が決定(面接免除)しました。
大月、坂野、首藤の論文が国際会議 IEEE Blockchain 2020 に採択されました。
Kai Otsuki, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Quantitatively Analyzing Relay Networks in Bitcoin”, Proc. 3rd IEEE Int’l Conf. on Blockchain (IEEE Blockchain 2020), 2020年 11月 2日〜6日 (採択) (regular paper, 投稿 225件, regular paper 採択 36件)
ビットコインにおけるリレーネットワークの効能を調べた研究の論文です。
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│※この投稿はFacebookページ「東京工業大学 首藤一幸研究室」の投稿の転載です:
│ https://www.facebook.com/shudolab
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首藤研究室の新メンバ3名が4月から6月にかけて取り組んだ演習の成果発表会を行います.
また,田中 邦裕さん(さくらインターネット)にゲストとして御講演頂きます.
キーワード:ブロックチェーン, オーバーレイネットワーク
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2020年度 首藤研究室 演習成果発表会
日時:
2020/7/17(金) 18:00 ~
場所:
オンライン (Zoom)
https://zoom.us/j/94870709533?pwd=dzNnRnpmejVnZkFHclFqaS9WZ21Udz09
事前参加申請:
飛び入り参加可ですが、参加申請して頂けると有り難いです.
費用:
無料.
研究室ウェブサイト:
http://www.shudo-lab.org/
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■プログラム
18:00 ~ 19:30 首藤研究室学生3名 演習成果発表
19:30 ~ 20:00 田中 邦裕さんによるゲスト講演
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■講演
三木 友弥 (修士1年)
「範囲検索版Detouring Skip Graph」
ノード群による自律分散的なネットワークを構築し、効率的なルーティングを実現するための技術として構造化オーバーレイが知られている。Skip Graphは、構造化オーバーレイのデータ構造の1つであり、範囲検索が可能であるという特長を有する。本演習では、迂回経路を活用して単一キー検索における経路長を短縮するDetouring Skip Graphを用いて、その範囲検索の性能の向上を図る。
ソン テギュ (修士1年)
「Ethereumのブロックエクスプローラーの実装」
ブロックエクスプローラーはブロックチェーンのためのブラウザである。ブロックチェーンは、ブロックエクスプローラーを通じてブロック生成、トランザクション内訳、ウォレットアドレスなどのブロックチェーンのプラットホームで行われる内での活動の情報を照会することができる。
本演習では、Ethereumのブロックエクスプローラーを実装する。そして実装中に発生する課題の解決とシステム条件について考察する。
高山 柊 (学部4年)
「Erebus攻撃への対策がBitcoinのネットワーク性能に与える影響」
Tranらは,Erebus攻撃というBitcoinに対する新しい攻撃ベクトルを発見し,攻撃者がP2Pネットワークを秘密裏に分割する可能性を示した.その対策として,自律システムのトポロジーを考慮した隣接ノード選択法がBitcoin Coreに実装された.我々は,隣接ノード選択法の変更がもたらすネットワーク性能の変化をシミュレーション実験で観察した.
田中 邦裕 (さくらインターネット(株) 代表取締役社長 / 最高経営責任者)
「これからの世界を楽しく生きるために」
どうしても日々、やるべき事に追われて過ごしている人が多いですが、今こそやりたいことをやって生きていくのが良いのではないでしょうか?
楽しく学び、自分の進みたい道に進み、そして自分のやりたいことで将来を切り開くそういった人生を皆さんに送ってもらうために、社会の変化とこれからの未来についてお話しします。
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■過去の演習成果発表会
2019年度: https://www.facebook.com/events/862462957465170/
2018年度: https://www.facebook.com/events/797121067344058/
2017年度: https://www.facebook.com/events/147391832502852/
2016年度: https://www.facebook.com/events/200678590333592/
2015年度: https://www.facebook.com/events/1563377250585069/
2014年度: https://www.facebook.com/events/1436584336608513/
2013年度: https://www.facebook.com/events/401417209979665/
2012年度: https://www.facebook.com/events/146782872125854/
2011年度: https://atnd.org/events/17089
福田、中嶋、首藤の論文が国際ワークショップ MLG 2020 に採択されました。
“Comparison of Graph Generation Models focusing on Accuracy and Variation”, 16th Int’l Workshop on Mining and Learning with Graphs (MLG 2020) (in conj.with KDD 2020), 2020年 8月 24日 (採択)
各種のグラフ生成手法 (0K, 1K, 2K, 2.5K) で生成結果がどのくらいばらつくかを比較し、また、軽量な生成手法 (1K+) を提案する論文です。
中嶋、首藤の論文が国際会議 KDD 2020 に採択されました。
Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo: “Estimating Properties of Social Networks via Random Walk considering Private Nodes”, Proc. 26th ACM SIGKDD Int’l Conf. on Knowledge Discovery & Data Mining (KDD 2020), 2020年 8月 23日~27日 (full paper, 投稿 1279件, 採択 216件)
プライベートノード(例:Twitter の鍵アカ)が存在するソーシャルネットワークの特徴量をランダムウォークで推定する手法の論文です。
永山、坂野、首藤の論文 2本が国際会議 IEEE ISCC 2020 に採択されました。
Ryunosuke Nagayama, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Trail: A Blockchain Architecture for Light Nodes”, Proc. 25th IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2020), 2020年 7月 7〜10日 (採択)
ノード(サーバ)が持つデータが劇的に少ないブロックチェーンの論文です。 ブロックのサイズは 8 KB と Bitcoin のわずか 1/100。 スマホ程度のマシンもノードになりやすいので、分権化 / decentralization を促進します。
Ryunosuke Nagayama, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Identifying Impacts of Protocol and Internet Development on the Bitcoin Network”, Proc. 25th IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2020), 2020年 7月 7〜10日 (採択)
Bitcoin に導入された通信プロトコル Compact Block Relay の効果を測定した論文です。 2015年から 2019年にかけてのインターネット自体の高速化と、Compact Block Relay の効果を分離して示しています。
坂野、首藤の論文が国際会議 IEEE COMPSAC 2020 に採択されました。
Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Adaptive Topology for Scalability and Immediacy in Distributed Publish/Subscribe Messaging”, Proc. 44th IEEE Computer Society Int’l Conference on Computers, Software and Applications (IEEE COMPSAC 2020), 2020年 7月 13〜17日 (regular paper, 投稿 450件, 採択 regular paper 69件)
センサデータ等の多対多配信を複数のサーバ(ブローカ)で行う際に低遅延とスケーラビリティを両立する手法の論文です。
中嶋、首藤の論文が情報処理学会論文誌 データベース 86号に採録決定しました。
Kazuki Nakajima, Kazuyuki Shudo: “Estimating High Betweenness Centrality Nodes via Random walk in Social Networks”, Journal of Information Processing (JIP), Vol.28 (2020), 2020年 (採録決定) ソーシャルネットワーク中で媒介中心性が高いノードをランダムウォークを用いて推定する手法を述べた論文です。IEEE SocialCom 2018 で論文発表した研究を発展させたものです。
神田、首藤の論文が国際ワークショップ BlockDM 2020 に採択されました。
Reiki Kanda, Kazuyuki Shudo: “Block Interval Adjustment Toward Fair Proof-of-Work Blockchains”, Proc. 2nd Int’l Workshop on Blockchain and Data Management (BlockDM 2020) (in conj. with ICDE 2020), 2020年 4月 20日
Proof-of-Work 型ブロックチェーンでのマイナー間の公平性指標、および、その公平性を維持するブロック生成間隔調整法の論文です。
本学数理・計算科学系の3年生向けのお知らせです。
以下の日程で、首藤研の研究室配属説明会を行います。
第1回: 2020年 1月 29日 (水) 15:05 〜
第2回: 2020年 2月 4日 (火) 15:05 〜
場所はどちらも西8号館 W棟 8階810号室 首藤研学生室です。
説明会では、研究室での生活や、卒論の進め方、研究内容を紹介するとともに、みなさんからの質問を受け付けます。首藤だけでなく在籍学生も参加し、気軽に質問できる会にする予定です。
また、上記の時間帯で都合が付かない場合には、その旨を連絡してください。
みなさんの参加を心よりお待ちしております。
坂野が井上研究奨励賞を受賞しました。 自然科学の基礎的研究において新しい領域を開拓する可能性のある優れた博士論文を提出して博士号を取得した研究者に授与される賞です。資格は、2016~2018年度に博士号を取得し、2019年9月20日時点で37歳未満の者です。 (公財)井上科学振興財団: 井上研究奨励賞 http://www.inoue-zaidan.or.jp/f-02.html
坂野、首藤が、FIT2019 で発表した論文に対して、FIT船井ベストペーパー賞を受賞しました。75件の候補から 3件が受賞しました。 FIT船井ベストペーパー賞(FIT Funai Best Paper Award) https://www.ipsj.or.jp/award/funai_best-paper.html
坂野, 首藤の論文の、論文誌 IEICE Transactions への採録が決定しました。
Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “An Efficient Routing Method for Range Queries in Skip Graph”, IEICE Transactions on Informations and Systems, 2020年
多数のコンピュータ(千とか万とか)が連携してデータ管理する状況での範囲検索 (例: 18〜23℃) 手法を述べた論文です。
坂野、首藤の論文が国際会議 ICOIN 2020 に採択されました。
Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Skip Suffix Array: A Partial Match Retrieval Method on Structured Overlay Networks”, Proc. 34th Int’l Conf. on Information Networking (ICOIN 2020), 2020年 1月7〜10日
多数(千とか万とか)のコンピュータが連携して文字列の部分一致検索を行う手法の論文です。
松村、首藤の論文が国際会議 IEEE SocialCom 2019 に採択されました。
Toshiki Matsumura, Kazuyuki Shudo: “Metropolis-Hastings Random Walk with a Reduced Number of Self-Loops”, Proc. 12th IEEE Int’l Conf. on Social Computing and Networking (IEEE SocialCom 2019), 2019年 12月 16日〜18日
ある種のランダムウォークにてより広い範囲のノードを集められる手法の論文です。応用は、ソーシャルネットワークの特徴量推定などです。
金子, 坂野, 首藤, 青木, 安倍 (大阪市大), 寺西 (NICT, 阪大) の論文が国際会議 IEEE CCNC 2020 に採択されました。
Takeshi Kaneko, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo, Yusuke Aoki, Kota Abe, Yuuichi Teranishi: “Detouring Skip Graph: A Structured Overlay Utilizing Detour Routes”, Proc. 17th IEEE Consumer Communications & Networking Conference (IEEE CCNC 2020), 2020年 1月 10〜13日
多数 (千とか万とか) のコンピュータが非集中で連携する状況で、通信のためのメッセージ転送を大きく減らす手法の論文です。
永山, 首藤の lightning talk 提案が採択されました。
Ryunosuke Nagayama, Kazuyuki Shudo: “Simulating Ethereum Network with SimBlock”, Devcon 5, Ethereum Foundation, 2019年 10月 8日〜11日 パブリック (permissioned) ブロックチェーンのシミュレータ SimBlock で Ethereum をシミュレートする試みの発表です。
髙橋良希, 浅原 (NEC → dotData), 首藤の論文が国際会議 eScience 2019 に採択されました。
Yoshiki Takahashi, Masato Asahara, Kazuyuki Shudo: “A Framework for Model Search Across Multiple Machine Learning Implementations”, Proc. 15h Int’l eScience Conference (eScience 2019), 2019年 9月 24日~27日
異なる機械学習実装にまたがって予測モデルを見つけるソフトウェアの論文です。
坂野, Sun, 竹内, 首藤の論文の、論文誌 IEICE Transactions への採録が決定しました。
Ryohei Banno, Jingyu Sun, Susumu Takeuchi, Kazuyuki Shudo: “Interworking Layer of Distributed MQTT Brokers”, IEICE Transactions on Informations and Systems, 2019年 12月 (採録決定)
センサ等からの IoT / M2M データを大規模に配送するためのブローカ間連携機構を述べた論文です。
パブリック(というか permissionless)ブロックチェーン ネットワークのシミュレータ SimBlock を公開、配布開始しました。 プレスリリース:
パブリックブロックチェーンのシミュレータ「SimBlock」を開発・配布開始 性能や安全性の手元での検証を可能にし、ブロックチェーン技術の研究・開発を加速 https://www.titech.ac.jp/news/2019/044557.html
SimBlock: A simulator for testing improvements to real-world blockchain networks https://www.titech.ac.jp/english/news/2019/044592.html
次の2件の論文が国際会議 AINTEC 2019 に採択されました。
Kai Otsuki, Yusuke Aoki, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Effects of a Simple Relay Network on the Bitcoin Network”, Proc. 15th Asian Internet Engineering Conference (AINTEC 2019), 2019年 8月 7日~9日 (投稿 14件, 採択 7件)
ビットコインにおけるリレーネットワークの効果を調べた大月、青木、坂野、首藤の論文です。
Reiki Kanda, Kazuyuki Shudo: “Estimation of Data Propagation Time on the Bitcoin Network”, Proc. 15th Asian Internet Engineering Conference (AINTEC 2019), 2019年 8月 7日~9日 (投稿 14件, 採択 7件)
ビットコインネットワークにおけるサーバ間通信遅延を推定する手法を述べた神田、首藤の論文です。
坂野、首藤が、電子情報通信学会 インターネットアーキテクチャ研究会から 2018年度 インターネットアーキテクチャ (IA) 研究賞 (優秀賞) を受賞しました。2018年度の全発表から 4件が受賞しました。
インターネットアーキテクチャ研究賞 http://www.ieice.org/cs/ia/jpn/award
青木、首藤の論文が国際会議 IEEE Blockchain 2019 に採択されました。
Yusuke Aoki, Kazuyuki Shudo: “Proximity Neighbor Selection in Blockchain Networks”, Proc. 2nd IEEE Int’l Conf. on Blockchain (IEEE Blockchain 2019), 2019年 7月 14日〜17日 (regular paper, 採択率 15.9%)
パブリックブロックチェーンをネットワーク面から高速化する手法の論文です。
坂野、首藤のデモ提案が国際会議 IEEE ICBC 2019 に採択されました。
Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “Simulating a Blockchain Network with SimBlock”, Demonstration, Proc. 2019 IEEE Int’l Conf. on Blockchain and Cryptocurrency (ICBC 2019), 2019年 5月 14~17日
パブリックブロックチェーンのシミュレータ SimBlock のデモについて述べた論文です。
青木、大月、金子、坂野、首藤の論文がワークショップ CryBlock 2019 に採択されました。
Yusuke Aoki, Kai Otsuki, Takeshi Kaneko, Ryohei Banno, Kazuyuki Shudo: “SimBlock: A Blockchain Network Simulator”, Proc. CryBlock 2019 (in conj. with INFOCOM 2019), 2019年 4月 29日
パブリックブロックチェーンのシミュレータ SimBlock についての論文です。
本学数理・計算科学系の3年生向けのお知らせです。
以下の日程で、首藤研の研究室配属説明会を行います。
第1回: 2019年 1月 30日 (水) 15:05 〜
第2回: 2019年 2月 5日 (火) 15:05 〜
場所はどちらも西8号館 W棟 8階810号室 首藤研学生室です。
説明会では、研究室での生活や、卒論の進め方、研究内容を紹介するとともに、みなさんからの質問を受け付けます。首藤だけでなく在籍学生も参加し、気軽に質問できる会にする予定です。 また、上記の時間帯で都合が付かない場合には、その旨を連絡してください。
みなさんの参加を心よりお待ちしております。
大西、首藤の論文が国際会議 ICOIN 2019 に採択されました。
Masaaki Ohnishi, Kazuyuki Shudo: “Distributed ID/Locator Resolution System for Inter Mesh Networks”, Proc. 33rd Int’l Conf. on Information Networking (ICOIN 2019), 2019年 1月9~11日 (採択率 約35%)
広域無線メッシュネットワークのための ID/Locator 解決システムの論文です。
坂野が、若手研究者の育成・支援を目的とした平成30年度 末松賞を東工大から受賞しました。
東工大ニュース 平成30年度「末松賞『ディジタル技術の基礎と展開』支援」採択者決定
https://www.titech.ac.jp/news/2018/042296.html
次の2件の論文が国際会議 IEEE SocialCom 2018 に採択されました。 Kazuki Nakajima, Kenta Iwasaki, Toshiki Matsumura, Kazuyuki Shudo: “Estimating Top-k Betweeness Centrality Nodes in Online Social Networks”, Proc. 11th IEEE Int’l Conf. on Social Computing and Networking (IEEE SocialCom 2018), 2018年 12月 11日〜13日 ソーシャルネットワーク中で媒介中心性が高いノードをランダムウォークを用いて推定する手法を述べた中嶋、岩﨑、松村、首藤の論文です。 Kenta Iwasaki, Kazuyuki Shudo: “Comparing Graph Sampling Methods Based on the Number of Queries”, Proc. 11th IEEE Int’l Conf. on Social Computing and Networking (IEEE SocialCom 2018), 2018年 12月 11日〜13日 ソーシャルネットワークの特徴量をサンプリングで推定する際にサンプル数ではなくクエリ数で比較すると手法の良し悪しが逆転することを示した岩﨑、首藤の論文です。
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│※この投稿はFacebookページ「東京工業大学 首藤一幸研究室」の投稿の転載です: │
https://www.facebook.com/shudolab
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首藤研の新卒論生 3人が、4~6月、それぞれの演習テーマに取り組みました。その成果発表会を行います。また、足立 昌彦さん (株式会社カブク CTO) にゲストとして講演して頂きます。
発表会の後には近くの部屋で懇親会を予定しています。ぜひお越しください!
キーワード:オーバレイネットワーク、仮想通貨、機械学習
2018年度 首藤研究室 演習成果発表会 & 懇親会
日時: 2018/7/6(金) 18:00 ~
場所: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館 W棟 8階 809号室
(西8号館に入るとそこは E棟 3階です。 奥へ進むと W棟エレベータがあります。)
事前参加申請: 飛び入り参加可ですが、参加申請して頂けると有り難いです。
費用: 無料。
懇親会 (任意参加) は有料です。3000円程度を予定しています。
研究室ウェブサイト: https://www.shudo-lab.org/
■プログラム
18:00 ~ 19:30 新卒論生3人 演習成果発表
19:30 ~ 20:00 足立 昌彦さんによるゲスト講演
20:10 ~ 懇親会
■講演
大月 魁 (B4) 「仮想通貨のトランザクション追跡」
仮想通貨ではトランザクションを発行し、それがブロックの中に取り込まれることによって通貨の所有権の譲渡を行う。また全てのトランザクションはブロックチェーンという形でp2pネットワーク上の各ノードに保管されている。これらのトランザクションを元にして、取引の追跡・解析を行った
小国 英明 (B4) 「構造化オーバーレイネットワーク上における機械学習手法」
プライバシなどの観点から,P2Pネットワーク上でデータを移動させず学習モデルのみを移動させる機械学習の手法がある.非構造化オーバーレイネットワークを用いる場合,モデルがネットワーク上を単純にランダムウォークすると学習に偏りが生じる.本演習では構造化オーバーレイネットワーク上での機械学習を実装しモデルの精度を求めた.
金子 孟司 (B4) 「ドロネーオーバレイネットワーク構築シミュレータの実装」
ドロネーオーバレイネットワークとは,ドロネー図のトポロジを形成する構造化オーバレイネットワークである.各ノードが自律的に局所的なドロネー図を形成することで最終的にネットワーク全体がドロネー図となる.本演習では,この分散型の構築アルゴリズムに従ってドロネーオーバレイネットワークを構成するシミュレータを実装する.
足立 昌彦 (株式会社カブク CTO) 「エンジニアの生存戦略」
社会人をエンジニアとして生きていく方法について、大企業、中・小企業、外資企業、起業でエンジニアをしてきた経験をご紹介します。
■過去の演習成果発表会
首藤、神田、斉藤(慶應)の論文が国際会議 IEEE HotICN 2018 に採択されました。
Kazuyuki Shudo, Reiki Kanda, Kenji Saito: “Towards Application Portability on Blockchains”, Proc. 2018 IEEE Int’l Conf. on Hot Topics in Information-Centric Networking (IEEE HotICN 2018), 2018年 8月 15日〜17日
パブリックブロックチェーンが抱えるインセンティブ不整合問題と、暫定解であるアプリケーション移植性、特にブロックチェーン間移行を論じた論文です。
講演が技術者カンファレンス DataWorks Summit San Jose 2018 に採択されました。
Masato Asahara, Yoshiki Takahashi, Kazuyuki Shudo: “Quick! Quick! Exploration!: A framework for searching a predictive model on Apache Spark”, DataWorks Summit San Jose 2018, 2018年 6月 17日〜21日
良い予測モデルを見つけるソフトウェアフレームワークについて述べる浅原(NEC)、髙橋、首藤の講演です。
青木、大西、首藤の論文が国際会議 IEEE ISCC 2018 に採択されました。
Yusuke Aoki, Masaaki Ohnishi, Kazuyuki Shudo: “Ballistic Skip Graph: A Skip Graph-Style Constant-Degree Structured Overlay”, Proc. 23nd IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2018), 2018年 6月 25~28日
多数 (万~) のノードが連携する状況で、範囲検索といった機能を保ちつつ、他ノードとの接続関係を小さく保つ手法を述べた論文です。
本学数理・計算科学系の3年生向けのお知らせです。 以下の日程で、首藤研の研究室配属説明会を行います。
- 第1回: 2018年 1月 31日 (水) 15:05 〜
- 第2回: 2018年 2月 6日 (火) 15:05 〜
場所はどちらも西8号館 W棟 8階810号室 首藤研学生室です。 説明会では、研究室での生活や、卒論の進め方、研究内容を紹介するとともに、みなさんからの質問を受け付けます。首藤だけでなく在籍学生も参加し、気軽に質問できる会にする予定です。 また、上記の時間帯で都合が付かない場合には、その旨を連絡してください。 みなさんの参加を心よりお待ちしております。
論文 (extended abstract 2ページ) が機械学習とシステムの国際会議 SysML 2018 に採択されました。
Yoshiki Takahashi, Masato Asahara, Kazuyuki Shudo: “A Framework for Searching a Predictive Model”, SysML Conference (SYSML 2018) 2018年 2月 15日~16日 (投稿 205件, 採択 117件)
良い予測モデルを見つけるソフトウェアフレームワークについて述べた高橋、浅原(NEC)、首藤の論文です。
論文 2件が国際会議 IEEE BigComp 2018 に採択されました。
Kenta Iwasaki, Kazuyuki Shudo: “Estimating the Clustering Coefficient of a Social Network by a Non-Backtracking Random Walk”, Proc. 2018 IEEE Int’l Conf. on Big Data and Smart Computing (IEEE BigComp 2018), 2018年 1月 15日~18日 (regular paper, 投稿 288件, 採択 regular paper 72件, short paper 43件)
ソーシャルネットワークの性質 (クラスタ係数) をランダムウォーク (の派生形) で推定する手法を述べた、岩﨑, 首藤の論文です。
Toshiki Matsumura, Kenta Iwasaki, Kazuyuki Shudo: “Average Path Length Estimation of Social Networks by Random Walk”, Proc. 2018 IEEE Int’l Conf. on Big Data and Smart Computing (IEEE BigComp 2018), 2018年 1月 15日~18日 (short paper, 投稿 288件, 採択 regular paper 72件, short paper 43件)
ソーシャル・ネットワークの性質 (平均距離) をランダムウォークで推定する手法を述べた、松村, 岩﨑, 首藤の論文です。
坂野, Sun, 藤田, 竹内, 首藤の論文が国際会議 IEEE CloudNet 2017 に採択されました。
Ryohei Banno, Jingyu Sun Masahiro Fujita, Susumu Takeuchi, Kazuyuki Shudo: “Dissemination of Edge-Heavy Data on Heterogeneous MQTT Brokers”, Proc. 6th IEEE Int’l Conf. on Cloud Networking (IEEE CloudNet 2017), 2017年 9月 25〜27日
センサ等からの IoT / M2M データを大規模に配送するためのブローカ間連携機構を述べた論文です。
Journal of Information Processing (JIP) に、首藤、矢口の論文が採録決定しました
Kazuyuki Shudo, Takashi Yaguchi: “Causal Consistency for Data Stores and Applications as They are”, Journal of Information Processing (JIP), Vol.25, 2017年 8月 (採録決定 / to be published)
分散データベースにもアプリケーションにも手を入れずに、データ(複製)間の整合性を高める手法・ソフトウェアを述べた論文です。
首藤の論文が国際会議 IEEE ISCC 2017 に採択されました。
Kazuyuki Shudo: “Message Bundling on Structured Overlays”, Proc. 22nd IEEE Symposium on Computers and Communications (IEEE ISCC 2017), 2017年 7月 3~6日
多数 (万~) のノードが連携する状況で、大量のメッセージをノード群に配送する手法を述べた論文です。